いろいろつれづれ

当面は統計検定2級の統計学入門・統計学基礎的な内容を記載しよかなと思ってます。

「尺度」を復習しておこうっと!~大事なことなんだけど自分の中でなあなあになりがちなので~【備忘録】

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主要内容

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昔、統計検定2級に合格したんですが、だいぶ忘れてます。統計学入門的な内容から勉強し直してます。

「尺度」って大事なことで基本的なことなんですけど、自分の中であんまり意識しないことがあるので、復習がてら備忘録として記載したいと思います。

「尺度」について記載のある書籍を一つご紹介しておきます。

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紹介書籍

【リンク】⇒Amazon/通販/商品紹介ページ;東京大学教養学部統計学教室(編)(1991年) 『統計学 基礎統計学Ⅰ』 一般財団法人東京大学出版会

 

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尺度4つ

尺度は4つに分類されます。

 

①名義尺度(名目尺度) nominal scale

②順序尺度 ordinal scale

③間隔尺度 interval scale

④比尺度 ratio scale

 

( ↑ 番号は便宜上の番号です。)

 

①名義尺度(名目尺度)・・・アンケートなどで尋ねられる性別や職業など。他と異なるか同一かという判断をするタイプのデータ

 

②順序尺度・・・アンケートなどで尋ねられるお店の雰囲気などについて非常に良い・良い・中程度・悪い・非常に悪いなど。大きい小さい、良い悪いなど、程度を判断するタイプのデータ

 

①と②は質的な尺度であり、和・差・積・商を計算することは(基本的に)ない。

 

③間隔尺度・・・時刻、摂氏温度、華氏温度など。間隔のみが意味を持つ量的なデータ。和・差は計算できるが、積・商は計算できない。(時刻は時間の流れのある時点を表す値。摂氏温度や華氏温度は温度の相対的な大小を表す値。「20℃の気温の日は10℃の気温の2倍暖かい」などとは言わない。「20℃の気温の日は10℃の気温の日より10℃暖かい」とは言う。)

 

④比尺度・・・絶対温度、身長、長さ、体重、重さ、経過時間(ある時刻からある時刻の間で経過した時間)、価格、年齢など。比が計算できて、それが意味を持つという量的なデータ。和・差・積・商を計算することができる。

 

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4つの尺度への分類ができないということは、和・差・積・商を計算していいのかの判断ができないということなんじゃないかと思うので、4つの尺度の理解は重要ですね、きっと。

私の中ではですが、「時刻は間隔尺度だけど経過時間は比尺度」というところと、「摂氏温度と華氏温度は間隔尺度だけど絶対温度は比尺度」というところがオモシロポイントです。

(*^^*)

本ブログ中で商品の紹介をする場合は広告として記載することにしました